ツボ押しで頭痛すっきり
飲みすぎた翌朝は、たいてい頭が痛いものです。重い頭をかかえながら、しかし会社には行かなければならない…。こんなときは、頭痛に効くツボを覚えておくと便利です。
コメカミのあたりが痛いときには、次の3ヶ所がツボです。
まず、左右のコメカミに近い髪の生え際のあたりにある前額髪際点(ぜんがくはっさいてん)と、額の上下左右にあたる点、前頭点(ぜんとうてん)です。
どちらも、一分間、皮膚を破らない程度につまようじで押し続けます。
そして、人差し指の第2関節、親指側の折りジワ端の二間(じかん)。こちらは親指のつま先で何度も強く押します。
これらを、通勤途中に電車の中などでも繰り返してやれば、会社に到着するころには頭もすっきりしているはずです。
また、遺伝や体質などの影響で起きる偏頭痛(へんずつう)の場合のツボは2ヶ所です。
縦2つに折った耳の先から2.5センチ上の頭壁部分の卒谷(そっこく)を、約30秒、つまようじで痛いくらいに押します。
もうひとつは、足の第5指と4指の間を足首に向かってたどったところにある臨泣(りんきゅう)。ここに1円玉を15～20分ほどテープで貼っておきます。
ちなみに、この臨泣は、立ちくらみに効果のあるツボとしても知られています。