正しいドリンク剤選びで疲労回復

”黄色と黒は勇気のしるし”とばかりに、ドリンク剤を愛用する人は多いです。
しかし、ここで覚えておきたいのは、リゲイン、オロナミンC、アルギンZなどの駅のキオスクで売っているようなドリンク剤は、いわゆる医薬品ではなく、単なる清涼飲料水だということです。

もちろん、それらの中にも、合成ビタミ剤やクエン酸など、体に益のある成分は含まれてはいます。
とはいえ、”キオスク・ドリンク剤”を飲んでスカッとするのは、炭酸によるところが大きいのです。

これに比べて、薬局でしか買えないドリンク剤は、医薬品の仲間で、いちおう薬効が期待できます。
たとえば、リポビタンD、新グロモント、アスパラCといったドリンク剤は、値段も少し高い分、アミノ酸やビタミンが豊富で、疲労回復に効果がまあまあ期待できます。

また、値段は少々高いですが、漢方入りのドリンク剤には、さまざまな薬効があります。

例えば、ジオウは貧血、糖尿病に高い効果があります。ハンピは新陳代謝(しんちんたいしゃ)を促進し、ゴオウは心臓、肝臓の機能を高めるといった具合です。

しかし、漢方入りのドリンク剤によっては、”夜に効く”とのうたい文句があるものもあります。
これだけは、いちじるしく個人差があるので、いちがいに期待しないようにしましょう。

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